美しき慈愛

例えば、子猫が捨てられているとする。
ニーニー鳴いて助けを求めている。
何と思うだろうか。
かわいそうと思うのではなかろうか。
そのまま見捨てるのもなんなので、餌をやったり、もしかすると、飼ったりするのではなかろうか。
もし飼ったとすると、いい話のように思える。
では、家の中でゴキブリを発見したとする。
どうするだろうか。
全力で駆除しようとするのではなかろうか。

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俺ならそうするだろう。
しかし、実はゴキブリに罪はない。
ただ見た目と動きが気持ち悪いだけである。
ただそれだけのことで、子猫とはえらい扱いの違いである。
結局感動話なんてのは、自分に都合のいいように作られとるような気がしてならんな。
真に慈愛に満ち溢れているならば、子猫もゴキブリも平等に愛さなくては。
でもそんな人間は恐らくいない。
教会のシスターもゴキブリは駆除するはずである。
それで人に愛の尊さを説く。
そんなもんだよ人間なんて。

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