超常現象と霧末~ある夏休みの思い出~

俺には霊感なんてものは無いし、そもそもあんまりそういうものは信じてはいない。
物事は確率で判断するような人間だ。
米国株投資においても、そういうスタンスでやっている。

しかしそんな俺も今までの人生の中で、一度だけ不可思議な体験をしたことがある。
あれは、まだ俺が小学6年生だった頃の話だ。

小学6年生の夏休み、祖父が亡くなった。
老衰に近いものだった。

今では通夜や葬式は、セレモニーホールみたいなところでやるのが一般的だが、当時、俺が住んでいたような田舎の地域では、まだ家でそれらをやるのが一般的だった。
祖父が亡くなると家に親せきがたくさん来て、通夜の準備でバタバタしていたのを、子供ながらに覚えている。

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通夜が終わると客が帰り、祖父がいる座敷には、俺と兄だけが残っていた。
晩年は病気がちであった祖父とは、あまり交流がなかったが、亡くなった祖父の顔を見ていると、何となく泣きそうになったもんだ。

亡くなっている者と同じ部屋にいるという非日常的な体験からか、俺は少し頭がぼーっとしていた。
なんか分かるかな、意識が自分から少し離れるような感覚。

そんな状態の時にさ、気付いたんだよ、ある異変に。

ぼんぼりってあるだろ。
ミラーボールみたいにくるくる回るやつ。
通夜の時にあれが置いてあったんだけどさ、回っているんだよ。

電源入っていないのに。

その時置いてあったぼんぼりは、電源コードを差して動かすタイプのものだったんだ。
なのに差していないのに回っている。

俺はぼーっとしていたから、怖いとは思わなかった。
そして、ぼーっとしていたから俺の勘違いかと思うかも知れないが、一緒にいた兄も、その光景を見ているんだ。

俺は子供心に、じいさんが来てるな、と思った。
それで、お供え物の菓子を、増やしてやったんだ。
するとどうなったと思う。

ぼんぼりの、回るスピードが上がったんだ。

じいさん、喜んでいるな、って兄は言ってた。
俺もそう思った。

それ以降、何か変わったことは、起きなかった。

あの時もし兄がいなければ、俺は気のせいだと思ったかも知れない。
だが、2人で見ていた。
そして、2人共、未だに覚えている。

そんなことがあったもんだから、基本的に目に見えるものしか信じないものの、もしかすると俺の知らない世界があるのかもな、と少しは思ったりもしている。

あなたの知らない世界。
懐かしいな。
世代がばれるわ。

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