つみたていんふるえんさー次郎~霧末流♀童話シリーズ~

むかしむかしあるところに、つみたて次郎という若者がおりました。

次郎は、つみたてにーとだったので、毎日が暇でした。
つみたてにーとのくせに、親の金でつみたてにーさをしているような、とんでもない奴だったのです。
次郎「あ~、今日も暇じゃのう。なんか面白いことはないもんかのう。」
部屋で屁でもこいているくらいしか、やることがありませんでした。

そんなある日、次郎は、隣の村のちょこちゃんが、いんふるえんさーというものになって、とってもいい思いをしていることを耳にしました。
手っ取り早くいい思いをしたい次郎は、早速、ちょこちゃんの元を訪れました。

ちょこちゃんは台の上に乗って、何かめっせーじ性の強いことを言っていました。
辺りには黒山の人だかり。

ちょこちゃん「高配当米国株以外はみんな糞!職場には水筒を持参せよ!!」

次郎も、ことばの意味はわからんがとにかくすごい自信だ! と思い、危うくいんふるえんすされかけました。

ちょこちゃんはいんふるえんすに忙しそうで、とても次郎にかまってはくれそうになかったので、次郎は、目で見てのうはうを盗もうとしました。

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そして、次郎はいんふるえんさーとはなんぞやということが、分かった気がしたのです。
次郎が考えるいんふるえんさーとしての条件。
それは、まず、間違っててもいいから、元気いっぱい自信満々に主張すること。
そして、対立するものを攻撃するふりをすること。
最後に、水筒を強調すること。
それが、次郎の考えるいんふるえんさーでした。

早速次郎は、ちょこちゃんの近くで台に乗って、いんふるえんすを開始しました。

次郎「高配当米国株こそ糞の塊!つみたてにーさは親の金でやれ!!あと水筒!!!」

次郎は元気よく、いんふるえんすを繰り返しました。
するとどうでしょう、次第に次郎いんふるえんすをうっとおしく感じ始めたちょこちゃんふぁんから、ぶーいんぐとか空き缶とかその他もろもろが飛んできたではありませんか。

次郎「ぶべらっ!!」

熱狂的なふぁんの怖さを知り、大人の階段を一歩登った、次郎なのでした。

めでたしめでたし。

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