真の孤独は都会にある

俺は今は地方在住で、大学生の時は東京に住んでいた。
だから、都会、田舎、両方の生活を知っている。
都会から田舎に移ってつくづく思うのが、真の孤独は都会にある、ということだ。

俺も1人で東京に行ったものだから、最初の頃は結構寂しい思いをしたもんだ。
親しい友人なんてのは、すぐにできるもんではないからな。
例えば朝起きて1人。
隣の部屋から楽しそうな話し声が聞こえてくる。
別に何をしようが誰からも何も言われない。
そういったことで寂しさを感じたね。

あと、土日は何かやらないといけないような強迫観念。
これは今もあるけど、当時の方が酷かった。
何としても充実させたかったんだろうな。

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さて、今地方で会社員として働いているわけであるが、孤独なんてものは以前に比べてほとんど感じない。
それは働いていて忙しいとか、嫌でも人と会うとか、そういう要素もあるのだろうが、それ以上に、今都会に住んでいないことが大きいように思う。

例えば、最近でこそクリスマスイブは、ひとりでもオッケーみたいな風潮になってきたが、ちょっと前までは、ひとりで過ごすと寂しい奴、ひとりで街を歩くと寂しい奴、という印象、というか自意識があったように思う。

要は、周りはカップルや家族で楽しんでいるのに、俺はひとりで過ごして孤独だ、ってことね。

だが、これが誰もいない山の中だと、どうだろうか。
クリスマスイブに山の中にひとりでいる奴は、孤独だろうか。
サバイバルであっても、孤独ではないと思う。

結局、孤独というのは、他者との比較から生まれるのだろうなと思う。
自分しかいなければ孤独にはならないという。

だからこそ、人が多い都会こそ、孤独になりやすい。
そして、孤独を恐れて他者とコンタクトを取るようになるが、他者は所詮他者。
すれ違いが生じ、孤独感は完全には埋まらない。
孤独から逃れようとして、却って孤独になる。

孤独が嫌なら、他者との距離を縮めるのではなく、むしろ距離を取る。
適度な距離感は心地よい人間関係を生む。
状況が好転する。

自分を理解できる他者はいない。
それを期待するのは間違っている。
そんな気がしてならない。

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