グローバルセクターETFのパフォーマンスの傾向

三大ETF運用会社の内、ブラックロックのみが、アメリカだけでなく全世界を対象としたセクターETFを運用していることは、以前の記事で述べた通りだ。

ブラックロックが、バンガードやステート・ストリートより優れている点

そこでふと、グローバルセクターETFとアメリカセクターETF、どっちがいいパフォーマンスを出しているのかなと思ったんだ。
そこで調べてみた。

チャートをベタベタ貼るのは邪魔くさいから省略する。

詳しくはここで自分で調べてみろ。
何か見れない時もあるけど、間を空けると見れたりする。

performance.morningstar.com

今回は俺の好きな、生活必需品、ヘルスケア、ハイテク、一般消費財を調べてみた。
バンガードとステート・ストリートは構成比率は違えど同じアメリカセクターETFなので、ブラックロックとバンガードを比較した。
すると、予想通りの結果が出た。
4つのセクターすべて、バンガードのアメリカセクターETFの方がパフォーマンスが良かったのだ。

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これは、アメリカ企業がどのセクターにおいても力を持っているということだろう。
グローバルセクターは、分散は効くけど、その分弱いところに足を引っ張られる。

例えば、生活必需品セクターに属するスイス企業のネスレ(NSRGY)は、単独ではアメリカ企業よりもむしろ高パフォーマンスを叩き出している。
しかし他のアメリカ外企業の低パフォーマンスに足を引っ張られるから、グローバル生活必需品セクターETFのパフォーマンスも落ちるのだ。

これは、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と、バンガード・トータルストックETF(VTI)の関係と同じだ。
今はアメリカが強いから、全世界に分散投資するVTより、アメリカ全体に分散投資するVTIのパフォーマンスの方が高いのだ。

俺はVTIじゃなくてVTを持っているが、恐らく長期リターンにおいてVTIには勝てないと考えている。
しかもリスクはVTの方が高いと思う。
それでもなぜVTにしたかと言うと、万が一アメリカから他の国に覇権が移っても、VTなら勝手に順応してくれるからだ。
世の中がどう動こうと、株が長期的には右肩上がりという前提条件さえ崩れなければ、何も気にしなくていいのだ。
そもそも株全体が右肩下がりになって止まらなくなったら、それは資本主義社会の崩壊を意味し、もはや株をやってようがやってなかろうが同じようなもんだ。
そんなら株はやっておいた方がいい。
VTならアメリカの動向を気にすることもない。
リスクはそのまま平均だが、精神的ディフェンシブ性においては最強クラスだと思う。
だから保有しているのだ。

だが、セクターETFにおいて、リターンを犠牲にしてまでグローバルにこだわる必要はないと思う。
バンガードやステート・ストリートの、アメリカセクターETFで十分だ。

というか、もうめんどくさいから個別株にしろ。
どうせ分散するならVTIやVT規模まで分散しろ。
セクターETFとか中途半端すぎるわ。
狙っているんか分散したいんか分からん。

ここまで書いておいて、セクターETFは買うな、が結論であった。

ただ、この3社のETFの上位構成銘柄、手数料なんかを10セクターすべてまとめたりすると、万年ネタ切れ症候群のインデックス投資ブロガーにとってはいい話のタネになるかもな。
俺はそんな邪魔くさいことはしたくないけど。
ほれ、一応塩は送ってやったぞ、しょっぱすぎるだろうがな。

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