ひとりカラオケ霧末

俺は、ひとりカラオケをすることがある。
それは、都会に来た時に待ち合わせの時間まで待つ目的が100%だ。
ネットカフェも安いが、カラオケはそれより安くあがることもある。
しかも部屋は広い。
まあたまにしか行かないが、だいたい適当な応対するバイトの兄ちゃんか姉ちゃんの日本語を何とか理解しようと努め、入室するわけである。
あとは時間が来るまでゆっくりしていればいいわけであるが、せっかくカラオケに来たのだから、ちょっと歌ってみたくなるじゃん。
それで、中島みゆきやXを歌ったりする。
原曲キーで。
地声は低いが、結構高音は出る。

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ギリギリ高音が出るか出ないかくらいの曲を歌うのが好き。
喉は強くないから、すぐにガラガラになる。
でもすぐ治るし気にならない。
ガチで歌う。
隣室から聴こえてくる和気あいあいとした歌声など鼻から相手にならぬ。
こっちは歌に魂を込めている。
残酷な天使のテーゼが隣室から聴こえてくる。
下手糞め。
俺は残酷な天使のテーゼを歌う。
原曲キーで。
こうして、費用対効果抜群にカラオケで時間待ちをするのだ。

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