カリスマと長期投資というのは、相性が悪い気がする

今、世の中はインフルエンサーブームの真っ只中である。
影響力の強い人物が企業に代わりPRする。
インフルエンサーになれたらウハウハである。

しかし、よく考えてみると何か違和感がある。
インフルエンサーが影響力のある人物とするならば、それはカリスマということになる。

あのさ、カリスマって、長生きする印象あるか。

俺はないね。
カリスマと呼ばれる人は通常、持てる才能を短い人生の中でフルに発揮し、早逝する。
それは夏の夜空の花火のように。
そういう哀愁とユーフォリアに包まれて消えていく。

スポンサーリンク

ということで、早逝がデフォルトであるカリスマにとって、長期投資というものは、すこぶる相性が悪い。
だって、長期投資はその名の通り、長生きが前提ではないか。
カリスマが長生きしてどうする。

まあ確かに、太郎じゃないバフェットとか、長生きのカリスマはいる。
しかし、太郎じゃないバフェットは全てにおいて例外である。
どんな投資本でも著者が自説を展開する時、ただしバフェットは例外である(キリッ)とやるのがお約束である。
それをしないと総ツッコミを受けるからだ。

また、太郎じゃないバフェットは、ある程度年齢がいってから有名になったことを考えると、厳密にはカリスマではないのかも知れない。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康でいうと、カリスマは完全に織田信長である。
そして、やっぱり早逝している。
徳川家康は、完全に長期投資家タイプである。
しかし、カリスマの匂いは全くしない。
どんくさい、努力タイプのイメージしかない。

そう考えると、長期投資家のインフルエンサーというのは、矛盾した存在に思える。
いったい彼らは、どこに行こうというのだろうか。
カリスマが長生きしてどうする。

長生きしながらも、最後にはそういう哀愁とユーフォリアに包まれて消えていくのだろうか。

スポンサーリンク