投資手法

【GE】あの時どうすれば地雷株を避けることができたのか、ゼネラルエレクトリック編

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はい、では今回は、あの時どうすれば地雷株を避けることができたのか、GE編の考察を行う。

ゼネラルエレクトリック(GE)。

かつての時価総額世界一企業。

今は糞株。

まず、直近でGEが時価総額世界一だったのは、2005年だと思う。

だがそれ以降も、2017年にボーイング(BA)と入れ替わるまでは、ずっと工業セクターではGEはトップだったと思う。

だから、2017年始めの頃までは、代表的工業株として、GEを選ぶ可能性は高そうってわけ。

そして工業セクター時価総額トップという意味では、バックテストツール、PORTFOLIO VISUALIZERで検証できる1986年からずっとである。

つまり、1986年から2016年までずっとトップである。

1986年以前もトップだった。

PORTFOLIO VISUALIZERで検証する。

期間最初GEに10,000ドル投資し、配当再投資するとして、1986-2016の場合。

年平均リターンは、GE 10.96%、S&P500 10.26%である。

うん、まあ市場平均は超えている。

期間を1986-2017にすると、年平均リターンは、GE 8.68%、S&P500 10.60%と、アンダーパフォームしている。

2017にGEが急落して、これはいかんと年末に売るともうこの有様である。

何とかこの前に食い止めなければ。

2017年以前のGEの主な暴落は、2000年のドットコムバブル崩壊と、リーマンショックの1年前の2007年からの暴落である。

特に2007年からの暴落がひでえ。

だが、2008年末でも1986年からの期間で見れば、何とか市場平均くらいの年平均リターンがある。

そしてインデックスとそんなに変わらないような調子で2016年までいく。

あっちゃあ、これは結構難しいぞ。




リーマンショックでもっとキツイ下げになっていたら、その時点で手放していただろう。

だが、長期的リターンではインデックス程度の水準に踏みとどまった。

だからそのまま何となく持っていたら、2017年の暴落に遭遇したという訳だ。

2017年にGEを買った者を笑う声が多かったかも知れないが、これはちっとも笑えんぞ。

過去そこそこのリターンを出している、工業セクターの代表的な株を買った。

GEを買った説明はこれでつく。

まるで今のマイクロソフト(MSFT)を買う投資家が言いそうなことである。

過去そこそこのリターンを出している、ハイテクセクターの代表的な株を買った。

ほら。

さて、GEであるが、どういう対策が考えられるか。

まずは分散投資である。

ポートフォリオの10%程度までに留めておけば、例えGEショックが直撃しても大ダメージには至らない。

1つの銘柄を持ち過ぎない、これは個別株投資の基本である。

あとは、2018年が終わった時点で、GEの長期リターンはインデックス並みになった。

景気敏感株であり、高いボラティリティの代わりに高いリターンが求められるのがGEのいたポジションのはずである。

だから、長期でインデックス並みのリターンしか出せていないという時点で、工業セクター自体に見切りをつけるというやり方が良かったのではなかろうか。

代表的銘柄が駄目ならセクターごと捨てる。

いやあ、今回は難しかった。

第二のGEを避けられるだろうか。

その株がどんな役割を期待されてポートフォリオに組まれているのか。

それをはっきりさせておくことで避けられる。

と思う。

だが、第二のGEを踏む者は後を絶たないだろう。

GEショックを笑う者から順番に、ね。

気が向いたらまた次回。

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