投資手法

高配当株投資は値上がりがなければ成り立たない理由

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高配当株投資家はよく、直近の株価は気にしないと言う。

値上がりより配当が重要だと。

まあ実際のところ毎日株価を追っているのだから、説得力ゼロな訳であるが。

それは見逃すとして、では、本当に、高配当株投資は値上がりを気にしなくていいのだろうか。

答えは、否である。

なぜなら、増配する、もしくは配当を維持するには、値上がりが欠かせないからである。

思い出してみるといい。

連続増配銘柄の増配記録がストップしたり、高配当株が減配された時のことを。

そこには、あるひとつの共通点がある。

それは、株価が急落している、ということだ。

つまり、株価が値下がりしたのをきっかけに増配ストップや減配になるのだ。

逆に、株価が伸びているのに、増配ストップや減配なんていうパターンを俺は見たことがない。

あるのかも知れないがレアケースだろう。

今回のコロナショックでも、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)が大減配したり、確かエクソン・モービル(XOM)が連続増配をストップして配当貴族から陥落していた。

これらエネルギー株の連続増配がストップしたり減配したりした原因は、原油安だと言われているのが、もっと直接的な原因があると思う。

つまり、原油安で株価が下がったから、配当に悪影響が出た。

株価が下がったから、配当に悪影響が出た。

そういうことである。




例え原油安でも、株価がそれほど下がらなかったら、配当に悪影響は出なかったのではあるまいか。

俺はそう思っている。

ほらほらほら、高配当株投資が株価を気にしないでいいなんて大間違いじゃないか。

値下がり続けりゃ減配リスクが増えるんだよ。

値上がりさえすりゃ増配か最低でも維持くらいはされるんだよ。

え、営業CFマージンが高ければ値上がりしなくても減配リスクは少ない?

本当にそうかな?

値下がり続けりゃそうも言ってられないんじゃねえの?

という訳で、高配当株投資をするなら、株価は気にしないは大間違い。

なぜなら、値下がり続ければその頼みの綱の配当金さえカットされてしまう可能性が高くなるから。

だから、高配当株買うなら、反発しそうな、値上がりしそうなものを買った方がいい。

そうすれば、トータルリターンだけでなく、配当も得やすくなるから。

一部では、配当金生活でセミリタイアしている者がいるようだが、果たして、その配当水準が保たれるかどうかまでは計算に入れているのだろうか。

減配されてから売ると、大抵急落しているから入れ替えるにしてもダメージを負うよ。

つまり減配された後銘柄入れ替えしたところで、得られる配当金は前より減るってこと。

配当は、今ある水準が、ずっと保証される訳じゃないからね?

リスクを取って配当をもらっている訳だからね?

つまり、急落すれば減配する可能性が増えるってことだからね?

何かこういうこと、あんまり分かってない奴が多い気がする。

減配なんて滅多にされないし、されたとしたらその後動く、みたいな考え。

減配はされるし、されてから動けばもらえる配当は減るし。

これが現実だろ。

だからこそ、高配当株投資をするなら、株価も気にして、値上がりしそうなものを買おうと言っている訳だ。

株価を全く気にしないと自称する、高配当株投資家からすれば、俺の主張は珍妙に聞こえるかしら。

俺ならこうする。

当たるも八卦当たらぬも八卦。

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