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米国株オールスターズ、1990年1月から1999年12月末までのランキングを調べてみた

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はい、じゃあ今日も米国株オールスター始まるよ~。

ルール

米国株オールスターズ、1990年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた、①ルール説明

ラインナップ

米国株オールスターズ、1990年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた、②選手入場

米国株オールスターズ、2000年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた、①新選手入場

米国株オールスターズ、2010年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた①新選手入場

今までの試合結果

米国株オールスターズ、1990年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた、③試合開始

米国株オールスターズ、1990年1月から2009年12月末までのランキングを調べてみた

米国株オールスターズ、2000年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた、②試合開始

米国株オールスターズ、2000年1月から2009年12月末までのランキングを調べてみた

米国株オールスターズ、2010年1月から2020年4月末までのランキングを調べてみた②試合開始

今回は、1990年1月から1999年12月末までの10年間で検証する。

この時代は、そう、ドットコムバブル、狂乱の時代だ。

あの頃、人々には、一体どんな世界が見えていたのか。

その答えが、これだ。

1990-1999
名前 リターン セクター
1 マイクロソフト(MSFT) 57.95% ハイテク
2 アムジェン(AMGN) 50.30% ヘルスケア
3 オラクル(ORCL) 47.44% ハイテク
4 ホーム・デポ(HD) 44.34% 一般消費財
5 インテル(INTC) 44.21% ハイテク
6 メドトロニック(MDT) 34.24% ヘルスケア
7 アドビ・システムズ(ADBE) 30.24% ハイテク
8 ファイザー(PFE) 29.90% ヘルスケア
9 ウォルマート(WMT) 29.29% 生活必需品
10 ダナハー(DHR) 29.10% ヘルスケア
11 ゼネラル・エレクトリック(GE) 28.43% 工業
12 ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 27.56% 生活必需品
13 コルゲート・パルモリーブ(CL) 26.14% 生活必需品
14 ステート・ストリート(STT) 23.88% 金融
15 ハネウェルインターナショナル(HON) 23.57% 工業
16 ターゲット(TGT) 23.54% 一般消費財
17 ナイキ(NKE) 22.69% 一般消費財
18 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM) 22.56% 金融
19 プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 22.49% 生活必需品
20 ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 22.32% ヘルスケア
21 アメリカン・エキスプレス(AXP) 21.42% 金融
22 コカ・コーラ(KO) 21.31% 生活必需品
23 メルク(MRK) 20.61% ヘルスケア
24 バークシャー・ハサウェイ(BRK.A) 20.52% 金融
25 ブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMY) 20.31% ヘルスケア
26 レイセオン・テクノロジーズ(RTX) 19.97% 工業
27 ソニー(SNE) 19.93% 一般消費財
28 マグロウヒル・カンパニーズ(SPGI) 19.51% 金融
29 IBM(IBM) 19.28% ハイテク
30 S&P500 18.07%
31 アボット・ラボラトリーズ(ABT) 18.05% ヘルスケア
32 クローガー(KR) 17.74% 生活必需品
33 マクドナルド(MCD) 17.57% 一般消費財
34 エクソン・モービル(XOM) 16.89% エネルギー
35 ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B) 16.68% エネルギー
36 AT&T(T) 15.94% 通信
37 ペプシコ(PEP) 15.36% 生活必需品
38 コストコ・ホールセール(COST) 14.71% 生活必需品
39 キャタピラー(CAT) 14.62% 工業
40 シェブロン(CVX) 14.11% エネルギー
41 AMD(AMD) 13.90% ハイテク
42 スリーエム(MMM) 13.18% 工業
43 トヨタ自動車(TM) 13.10% 一般消費財
44 ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) 13.03% 通信
45 ウォルト・ディズニー(DIS) 12.84% 通信
46 ユニリーバ(UL) 12.59% 生活必需品
47 ゼネラル・ミルズ(GIS) 12.38% 生活必需品
48 アップル(AAPL) 12.06% ハイテク
49 サザン(SO) 11.48% 公共
50 デュポン(DD) 10.98% 素材
51 ロッキード・マーチン(LMT) 9.64% 工業
52 ボーイング(BA) 9.63% 工業
53 アルトリア・グループ(MO) 9.55% 生活必需品
54 バリック・ゴールド(GOLD) 9.04% 素材
55 ユニオン・パシフィック(UNP) 8.15% 工業
56 ネクステラ・エナジー(NEE) 7.32% 公共
57 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) 2.70% 生活必需品
58 ニューモント(NEM) -3.21% 素材

ははは・・・

株っておっそろしいなあ・・・

1位マイクロソフト(MSFT)、年平均リターン57.95%・・・

何これ?

1年きりじゃないよ?

10年の平均だよ?

お前、これをリアルタイムで見てたら冷静でいられる?

この直後、2000年にドットコムバブルははじけるんだけど、それを見越して危ないから手を出さない?

出さずにいられる?

CEOはあのビルゲイツ、当時WindowsでイケイケだったMSFTに、投資せずにいられる?

確かに今までの米国株オールスターでも、40%、30%級のリターンを叩き出した化け物はいた。

だが、今回は化け物だらけじゃないか。

そしてさらに恐ろしいのが、今まで米国株オールスターでは最下位争いの常連だったゼネラル・エレクトリック(GE)。

そのGEが、11位、28.43%である。

この時、誰が現在のGEの凋落を予想できただろう。

この時のGEを現在のようにネタにしようものなら、お前馬鹿なんじゃないか?と言われるのがオチだろう。




他にもある。

生活必需品セクターのウォルマート(WMT)が9位で、29.29%もリターンがある。

何度も言うが、このリターンは1年限りではなく、10年の平均である。

生活必需品株が10年平均でこのリターンなんて、どう考えても異常だ。

だがそれは今振り返ってみて思うことで、それを当時感じることができただろうか。

恐ろしいというのはそこなんだ。

素晴らしいリターンはあるに越したことはない。

だが、それが度を超えると、精神が狂気に蝕まれる。

こんな異常事態が長く続くわけがないのに、それすら分からなくなってくる。

だってこの時点で少なくとも10年間は素晴らしい成績を上げているのだから。

バブルに踊らされる人々を後で笑うのは簡単なことだ。

だが、それがリアルタイムで迫ってくる時、冷静でいるということは想像以上に困難であることがこの結果から分かるような気がする。

そして、米国株オールスターランキング上位常連のアップル(AAPL)は、48位、12.06%である。

全く冴えない。

周りには30%、40%、50%級の化け物がゴロゴロしている。

そんな中、このシケたリターンのAAPLを、持ち続けていられた投資家がどれほどいたことか。

もし持ち続けていたならば、現在、素晴らしいリターンを得ているはずだ。

だがそれは結果論であって、将来のリターンを信じて握っていられた投資家が果たしてどれほど・・・




いやあ恐ろしい時代だ。

リターンが直接恐ろしいのではない。

えげつないリターンによって正常な判断力が失われるのが恐ろしいのだ。

いずれまた、こういう時代は必ず来る。

その時に、異常なリターンに溺れず、冷静な判断力を保ち、来る暴落に対してしっかり準備しておく。

それが重要なのだと思う。

だが、言うは易く行うは難し。

もう一度、今回の結果を眺めてみろ。

これがもし、リアルタイムの出来事だとしたら、お前は冷静でいられるか。

もしいられると答えたとしても、これはあくまで過去の出来事を後から振り返っている、シミュレーションに過ぎない。

つまり、現実はもっとえげつなく心を揺さぶってくるに違いない。

その時、お前が冷静でいられるのなら、お前の投資家としての未来は、明るいものになるだろう。

今回は、今までで1番学びが多い結果になった気がする。

過去の出来事と侮るなかれ。

歴史は繰り返す。

そう、何度でも。

新たな発見を祈願して、今回はこれまで。

さよなら、さよなら、さよなら。

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